3月19日にかけて花粉大量飛散の可能性―NPO法人が予測
2016年03月15日 21:45
花粉症シーズンまっただ中だが、3月19日にかけて全国的に花粉が大量飛散すると、NPO法人「花粉情報協会」の佐橋紀男事務局長(東邦大学理学部訪問教授)が予測している。気温が上がるとの気象予報が出ているためで、3月8日に続く第二の飛散ピークになる可能性が高いという。
全国的に気温が上昇
気象庁の週間予報を見ると、3月15~19日にかけては全国的に気温が上がり、関東より西では最高気温が20度前後になるところも多い。18日は青森市でも最高気温が17度と予想されている。
こうした気温の上昇によって、スギ花粉の飛散量も増えるというのが佐橋事務局長。特に関東地方は、3月8日に続く第二の飛散ピークになる可能性が高いとしている。また、これから飛散が増えるだろう東北地方、飛散が遅れ気味の東海、近畿、中国地方でも飛散量が増える可能性があるという。
そのため、佐橋事務局長は「暖かい日は花粉防御対策などを講じてほしい」とアドバイスしている。
(あなたの健康百科編集部)