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血栓症って何?知って得する市民公開講座

 2016年07月28日 10:30

 「血栓症」をご存じだろうか。血管にできる血の塊(血栓)が血の流れを止めてしまう病気で、脳の血管が詰まる「脳梗塞」や心臓の血管が詰まる「心筋梗塞」、脚の血管にできた血栓が血流に乗って肺に入り込んで肺の血管が詰まる「肺塞栓(エコノミークラス症候群)」は、全て血栓症が原因で起こる。この血栓症について、多くの人に知ってもらうため、日本血栓止血学会は10月10日、世界血栓症デー(10月13日)を前に名古屋市で市民公開講座「知って得する血管のおはなし―身近なところで起こる! 血栓症って?―」を開く。参加費は無料で、事前申込が必要。定員は500人。

段ボールベッドの体験コーナーも

 脳梗塞や心筋梗塞、エコノミー症候群は全て命に関わる病気として知られているが、これらの病気の原因である血栓症について正しく理解している人はまだまだ少ない。今回の市民公開講座では、身近に起こりやすいにもかかわらず、あまり知られていない血栓症や、血栓症が原因で発症する心筋梗塞、脳卒中、エコノミー症候群などについて、専門家がわかりやすく解説する。総合司会は、村瀬病院(三重県鈴鹿市)の中村真潮副院長(三重大学客員教授)。会場には、東日本大震災や熊本地震などで被災者のエコノミークラス症候群予防に活用された「段ボールベッド」の体験コーナーも設置されるという。

 市民公開講座のプログラムと日時、会場、申込方法などは以下の通り。

世界血栓症デー 日本・市民公開講座2016
「知って得する血管のおはなし―身近なところで起こる! 血栓症って?―」

  • 日時: 2016年10月10日(月・祝)13:30~16:00(受付開始12:30)
  • 会場: ナディアパーク デザインセンタービル 3 階「デザインホール」 
    愛知県名古屋市中区栄 3-18-1(地下鉄東山線・地下鉄名城線「栄」駅より徒歩7分/地下鉄名城線「矢場町」駅より徒歩5分)
  • 主催: 一般社団法人日本血栓止血学会
  • 参加費: 無料
  • 定員: 500人
  • プログラム:
    第1部 講演
    「血栓症って何!? 血栓ができるわけ」(浜松医科大学・浦野 哲盟氏)/「なぜ怖い!? 急性心筋梗塞」(聖マリアンナ医科大学・田邊 康宏氏)/「脳卒中ってどんな病気?」(国立循環器病研究センター・山上 宏氏)
    第2部 パネルディスカッション「もっと知ろう!日常生活と血栓症」(司会:浜松医療センター・小林隆夫氏、大阪医療センター・池田正孝氏)
    テーマ1: 「震災とエコノミークラス症候群」(新潟大学・榛沢和彦氏)、テーマ2:「日常に潜む血栓症:病院での静脈血栓症」(三重大学・山田典一氏)、テーマ3:パネルディスカッション(パネリスト:新潟大学・榛沢和彦氏、三重大学・山田典一氏、がん研有明病院・保田知生氏、聖マリアンナ医科大学・田邊康宏氏、特別発言:大阪医療センター・池田正孝氏)
  • 申込方法:(1)郵便番号、 ②住所、 ③電話番号、 ④氏名(ふりがな)、 ⑤年齢、 ⑥性別を明記し、はがき、ファクシミリ、電子メールのいずれかで申込(複数参加の場合は参加者全員の①~⑥を明記)、もしくは申し込みページ(世界血栓症デー日本公式サイト)より
  • 申込締切:9月29日(木)必着(電子メールの場合は23:59まで)
  • 申込・問い合わせ先:〒102-0074 東京都千代田区九段南2-1-30 (株)メディカルトリビューン内「世界血栓症デー日本」運営事務局(FAX:03-3239-7246、Email:wtd@medical-tribune.co.jp

(あなたの健康百科編集部)

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