2017年03月27日号
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ワシントンD.C.と2つのトランプ(編集部・陶山慎晃)

 第66回米国心臓病学会年次集会(ACC2017)の取材に行ってきました。開催地は、今何かと話題を振りまくトランプ新大統領のお膝元・ワシントンD.C.。新たなリーダーを迎え、さぞや熱気に溢れた街なのだろうと思っていたのですが、到着日の気温は氷点下2℃!そこかしこに雪が残り、冷たいビル風が容赦なく吹き付けてきます。日本と同じ感覚でスプリングコートを羽織ってきてしまい、ガタガタ震えながら後悔していました。

 そんな寒いD.C.で開かれたACC2017ですが、発表内容はホットでした。特にPCSK9阻害薬エボロクマブの第III相臨床試験・FOURIERの結果が発表されるセッションでは、会場がオープンする1時間前の早朝7時から多数の参加者や報道陣が詰めかける盛況ぶりで、その注目度の高さがうかがえました。

 試験の結果については「PCSK9阻害薬で初、心血管イベント抑制」で紹介している通り、ポジティブな結果が示されました。また、翌日にはFOURIER試験の対象者における同薬の認知機能への影響を検討したEBBINGHAUS試験の結果も発表され(「PCSK9阻害薬+スタチン、認知機能に害なし」)、こちらもポジティブな結果が報告されました。

 しかし同薬は薬価の高さも指摘されているため、高コレステロール血症治療の切り札となりうるのか、さらなる検証が求められます。

 ちなみに英語では切り札のことを"トランプ"というそうです。D.C.で示されたもう1つの"トランプ"の可能性、これからも注視していきたいと思います。

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