WHOが必須医薬品リストを大幅改訂/乳幼児の健康格差、戦前レベルに 2017年06月12日号
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「ナスのとげ」で救急車要請(編集部・高田あや)

 第20回日本臨床救急医学会で「救急車の適正使用」について取材し、記事にまとめました。この記事では、東京都における救急頻回要請者の実態調査の結果から、頻回要請者の多くが精神疾患を既往していたことなどを紹介しました。

 このほかに同学会では、救急車利用の必要性が低いと感じられる事例に関して学会参加者を対象としたアンケートが行われ、その結果が会長の帝京大学救急医学講座主任教授の坂本哲也氏から報告されました。そこで挙げられていたのは、「子供が熱を出したが、家族がすでにお酒をのんでいて自家用車を使えない」とか、「ナスのとげ(!)が刺さって痛い」などの明らかに緊急性が低い理由で、いわばタクシー代わりに救急車を要請している事例の数々でした。

 年間200回も救急車を要請する人がいることにも驚きましたが、こうした救急車の不適切な使用の実態にあらためて危機感を感じます。私自身も含め、一般市民の認識がまだまだ不十分なように思います。

 また今回の記事に対するコメントには「救急車有料制の導入」を求める意見が多く寄せられましたが、学会参加者へのアンケートでも有料化のほか、現在の救急医療制度の改革を求めるさまざまな提言が寄せられていました。医療機関側からすると「救急隊からも指導してほしい」といった意見もありました。救急搬送患者数の多寡により医療機関への補助金や診療報酬に格差が付くことから、救急搬送患者数が多いことが医療機関のある種のステータスになっているのではないか、という見方もあるようです。

 なお救急車の適正使用の問題は、救急車による転院搬送の問題もありますが、こちらについても続報予定です。

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