2017年09月11日号
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もはや「医師」と「患者」の関係ではない (編集部・平山茂樹)

 フィンランドで実践されており、患者との対話に重点を置いた精神疾患の治療法「オープンダイアローグ」の創始者、ヤーコ・セイックラ、ビルギッタ・アラカレ両氏の講演会を 8月20日に取材しました。医学の世界で「講演会」といえば、データがぎっしり詰まったスライドを映しながら、最新の知見を披露するのが一般的です。しかし、この日の「講演会」ではそうしたスライドは使われず、壇上に上がった両氏は日常会話の延長のような「対話」を展開しました。

「講演」ではなく「対話」−。両氏にとって「情報」とは、伝え手が受け手に一方的に与えるものではなく、コミュニケーションを通して生み出されるものと考えられているのでしょう。そしてそれは、両氏にとっては治療の現場でも同じこと。オープンダイアローグでは、医師と患者は「治療する側−される側」という非対称な関係をやめ、病気の寛解に向けて「共に」歩んでいくことが目指されます。とかく「薬剤を使わない」点ばかりが注目されがちなオープンダイアローグですが、こうした医師と患者の対称性にこそ、その新しさがあるのかもしれません。

 両氏の「対話」の後、客席からの質疑応答は行われませんでした。行われたのは、両氏の「対話」から感じとった思いを、隣の人と「対話」して感想を共有するということ。「伝え手−受け手」「治療する側−される側」という非対称な関係から解放され、「対話」が会場中にまたたくまに広がっていく光景に、精神療法の新たな可能性を垣間見たような気がしました。

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