乳がんサバイバーシップケア導入への道筋示す
2015年08月19日 15:22
わが国では乳がん患者の増加に伴い長期のフォローアップを必要とする乳がんサバイバーも増えている。日本医科大学武蔵小杉病院腫瘍内科教授の勝俣範之氏は,第23回日本乳癌学会学術総会(7月2〜4日,会長=昭和大学乳腺外科教授・中村清吾氏)のシンポジウム「サバイバーシップ」で米国において推進されているがんサバイバーシップケアプログラム(SCP)の概要やエビデンス,課題などを紹介。わが国でもSCPの導入を推進する必要性を強調するとともに,その課題をまとめ,提示した。