成人の高血圧スクリーニング,診察室外の測定で確定診断を
USPSTF勧告
2015年10月15日 14:00
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米国予防医療サービス対策委員会(USPSTF)は10月13日,18歳以上の全ての成人に対して高血圧スクリーニングをグレードAで推奨するとした勧告を公表した。昨年(2014年)12月に公表された草案では,診察室測定で高血圧が認められた者に対しては24時間自由行動下血圧測定(ABPM)により確定診断を行うことを推奨していた(関連記事)。しかし,その後寄せられたパブリックコメントでABPMの導入が難しい現状を指摘する意見があったため,最終的な勧告には家庭血圧測定(HBPM)も選択肢に含められた。