「創傷治癒コンセンサスドキュメント」が近く発刊
第45回日本創傷治癒学会
2016年01月06日 07:10
6名の医師が参考になったと回答
日本創傷治癒学会では現在,各臓器手術における消毒・切開から閉創・術後管理までの現状をまとめ,特に重要な項目について,ガイドラインに準じた指針となる「創傷治癒コンセンサスドキュメント」の作成を進めている。第45回日本創傷治癒学会(2015年11月30日〜12月1日,会長=東邦大学大学院先端医科学研究センター組織修復・病態制御学部門教授・赤坂喜清氏)の会期前日に開催された「創傷治癒コンセンサスセミナー」では,2016年4月の発刊に向けて,骨子が固まりつつあるステートメントが一部紹介された。より良い創傷治癒実現のため,客観的なデータがない内容も盛り込むなど,一般的なガイドラインとは一線を画した内容になりそうだ。