CDCの手術部位感染予防GLドラフトと日本の実臨床を比較
第28回日本外科感染症学会総会学術集会
2016年01月11日 07:00
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1999年に米疾病対策センター(CDC)が手術部位感染(SSI)予防のガイドライン(GL)を公表して以来,対策が大きく変化したが,その後は画期的なSSI予防策は出現していないという。第28回日本外科感染症学会総会学術集会(2015年12月2~3日,会長=名古屋市立大学大学院消化器外科学教授・竹山廣光氏)では,公表予定のCDCの改訂GLのドラフト,これまで推奨されてきたSSI予防策を踏まえて,自施設で実践する対策を振り返る場として,教育委員会企画プログラム「SSI予防と治療の今」が持たれ,提示されたSSI予防策に対して参加者がアンサーパッド形式で回答するなど活発な意見交換がなされた。SSI予防策の中から,①血糖のコントロール②手術時の皮膚の消毒③創洗浄は水道水もしくは消毒薬か④周術期における禁煙-について討議の内容をレポートする。
(編集室より:「続きを読む」をクリックするとセッションの一部を動画で閲覧できます)