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軟骨減少を予見するMRI分析ツールを開発

第60回日本リウマチ学会

2016年05月09日 07:00

第60回日本リウマチ学会総会・学術集会レポート

 関節リウマチ(RA)の関節破壊を予測するのに,軟骨や滑膜の評価が有用である。東京大学22世紀医療センターでは,膝MRI画像からほぼ自動で軟骨・滑膜領域を抽出する定量計測用ICTツールを開発した。同センター運動器疼痛メディカルリサーチ&マネジメント講座特任准教授の岡敬之氏は,中等度以上で活動性の膝関節症状を有するRA患者の治療効果を同ツールで評価した結果から,「軟骨破壊を抑制することを予見するためには,治療開始3カ月時点での造影滑膜の減少率が重要であり,そのカットオフ値は約50%であった」と,第60回日本リウマチ学会総会・学術集会(JCR2016,4月21~23日,会長=埼玉医科大学整形外科学教授・織田弘美氏)のシンポジウム「今後のRA治療;Post Remission イメージングによるRA治療選択の可能性」で報告した。

会場写真

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