75歳以上もSBP120mmHg未満が有益
SPRINT試験サブ解析
2016年05月27日 18:05
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高齢の高血圧患者における収縮期血圧(SBP)の最適な治療目標値に関してはまだ十分なコンセンサスが得られていない。米・Wake Forest School of MedicineのJeffrey D. Williamson氏らは、収縮期血圧(SBP)治療目標値を120mmHg未満と140mmHg未満で比較する多施設ランダム化試験SPRINT※の75歳以上患者を対象としたサブ解析を実施。120mmHg未満を目標とする群で、致死的および非致死的な主要心血管イベントと全死亡の発生率が有意に低かったとJAMA(2016年5月19日オンライン版)で報告した。