GLP-1アナログで胆管・胆嚢疾患リスク上昇
7万例の2型糖尿病患者を検討
2016年08月08日 07:20
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インクレチン関連薬による胆管・胆嚢疾患の新規発症リスクはDPP-4阻害薬では上昇しないが、GLP-1アナログでは79%のリスク上昇が認められた。フランス・University of MontpellierのJean-Luc Faillie氏らは、7万例を超える英国の2型糖尿病患者を対象に、インクレチン関連薬(DPP-4阻害薬およびGLP-1アナログ)の使用に伴う胆管・胆嚢疾患の新規発症リスクをその他の経口糖尿病治療薬と比較検討した研究結果をとJAMA Intern Med(2016年8月1日オンライン版)に発表した。