Aiを自身の医療行為の証拠に
医療事故調査制度の開始から10カ月を迎えてシンポジウム
2016年09月16日 07:15
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昨年(2015年)10月1日に医療事故調査制度が施行され、医療事故が発生した場合、医療機関の管理者は医療事故調査・支援センターへ報告し、原因を明らかにするための医療事故調査を行うこととなった。第14回オートプシー・イメージング学会(8月27~28日)で同制度の目的や概要、活用法について議論するシンポジウムが開催され、コーディネーターの千葉県がんセンター診療部長の髙野英行氏は、同制度開始から10カ月経過したが医療事故報告数に対し院内調査結果の報告数が少ない現状を指摘。客観性を保つためオートプシー・イメージング(Ai)を第三者の立場で行うことの必要性を強調した。