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RA治療薬の一長一短①:TNF標的Bio

滑膜への直接作用の意義大きく効果減弱の課題克服も可能

2016年09月29日 07:10

 関節リウマチ(RA)診療では、生物学的製剤(Bio)などを用いた治療戦略で成績は向上した半面、効果減弱、副作用といった課題も指摘されている。第44回日本臨床免疫学会のワークショップ「生物学的製剤と低分子化合物による免疫制御のPros and Cons」(関連記事)では、1人の演者が治療薬の一長一短を概説。北海道大学大学院免疫・代謝内科学講座准教授の保田晋助氏はエビデンスが豊富な腫瘍壊死因子(TNF)標的Bioの利点として、製剤選択肢が多いことや、Bioの増量や減量などに関するエビデンスが豊富なことを挙げた。一方で課題として感染症リスクやメトトレキサート(MTX)併用への高い依存度、長期投与での効果減弱(二次無効)などがあるが、RAの滑膜線維芽細胞に直接作用するTNFを阻害し、感染症リスクや効果減弱といった課題にも対処法がほぼ確立してきたことから、実臨床においてはTNF標的Bioの存在意義が大きいことを強調した。

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