3剤目の免疫チェックポイント阻害薬が承認
抗PD-1抗体ペムブロリズマブ、悪性黒色腫の適応で
2016年09月29日 16:45
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MSDは9月28日、根治切除不能な悪性黒色腫に対する治療薬として免疫チェックポイント阻害薬ペムブロリズマブ(商品名:キイトルーダ)の製造販売承認を取得したと発表した。同薬は、既に悪性黒色腫や非小細胞肺がん、腎細胞がんの治療薬として承認されているニボルマブ(商品名:オプジーボ)と同じ抗PD-1モノクローナル抗体。なお、同日には国内で初めての直接作用型経口抗凝固薬(DOAC)の中和薬となるイダルシズマブが承認された他、ARBとCa拮抗薬、利尿薬の3成分の配合錠「ミカトリオ」など計49品目の新薬や新規配合剤が承認された(関連記事1、2)。