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マイコプラズマ肺炎、過去最多の報告数〔CBnews〕

1週間の患者、34都府県で前週上回る

CBnews | 2016.11.02 13:55

 乾いた咳や発熱などの症状が出る「マイコプラズマ肺炎」の1週間当たりの患者報告数が、感染症法に基づく1999年の調査開始以来、最多となっていることが1日、国立感染症研究所の患者報告で分かった。34都府県で前週の患者報告数を上回っており、患者が急増した自治体では手洗いなど予防策の徹底を求めている。

 10月17日から23日までの週の全国の基幹定点医療機関(約500カ所)当たりの患者報告数は、前週比31%増の1.61人。2011年から12年にかけて大きな流行があった際の最高値(1.51人)を上回った。

 この週の都道府県別の報告数は、岐阜が6.6人で最も多く、以下は群馬(3.75人)、奈良(3.33人)、青森と石川、大阪(各3.0人)、埼玉(2.8人)、愛知(2.71人)、福岡(2.67人)、長野(2.27人)、香川(2.2人)、宮崎(2.14人)、高知(2.0人)などの順だった。

 流行が本格化している地域では、自治体が予防策の周知に懸命だ。前週に比べて倍増した高知県は「普段から手洗いをすることが大切」と指摘。3週連続で増えた群馬県は、咳やくしゃみが出そうな時にハンカチやティッシュペーパーで口を覆う「咳エチケット」を心掛けるよう求めている。

 マイコプラズマ肺炎は、マイコプラズマを病原体とする呼吸器感染症。重症肺炎となるケースもあり、中耳炎や溶血性貧血、無菌性髄膜炎、脳炎、肝炎を併発することもある。飛沫感染や接触感染などで広がるとされている。

図

(2016年11月1日 新井哉・CBnews)

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