「Ca摂取でCVD増なし」米学会など見解
2016年11月07日 07:10
14名の医師が参考になったと回答
(c)Getty Images ※画像はイメージです
米国骨粗鬆症財団(NOF)と米国循環器病予防学会(ASPC)は10月24日、「ビタミンD併用の有無にかかわらず、カルシウム(Ca)を食事またはサプリメントで摂取することは、心血管疾患(CVD)や心血管死、全死亡のリスクに関連しない」とする見解を臨床ガイドライン(GL)の中で示した。GLおよびその根拠とされているシステマチックレビューとメタ解析はAnn Intern Med(2016年10月25日オンライン版)に掲載された。NOFとASPCは「摂取量が米国で定められた上限値を超えなければ、心血管系においてCa摂取は安全と考えられる」としている。