世界初・日本発、乳がん検診の大規模RCT
約7万6,000人でマンモ+超音波の意義を検証
2016年11月18日 07:15
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乳がん検診における超音波検査の意義を検証した、世界初・日本発の大規模ランダム化比較試験J-STARTの結果がLancet(2016; 387: 341-348)に掲載されてから初めての第26回日本乳癌検診学会(11月4~5日)が開催された。同学会理事長でJ-STARTの研究リーダーである東北大学腫瘍外科分野教授の大内憲明氏、同大学乳癌画像診断学寄附講座准教授の鈴木昭彦氏は、J-STARTの背景および詳細な結果と、その結果がもたらす意義などについて発表した。その一部を紹介する。〔読み解くためのキーワード:デンスブレスト〕