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「ディオバン」血圧薬データ改ざん、会社と元社員に無罪判決...改ざんは認定〔読売新聞〕

yomiDr. | 2017.03.17 11:15

 高血圧治療薬「ディオバン」を巡る臨床研究データ改ざん事件で、東京地裁は16日、薬事法(現・医薬品医療機器法)違反(誇大記述・広告)に問われた製薬大手ノバルティスファーマの元社員・白橋伸雄被告(66)を無罪(求刑・懲役2年6月)とする判決を言い渡した。〔関連記事

 法人としての同社も無罪(同・罰金400万円)とした。

 辻川靖夫裁判長は、白橋被告による意図的なデータ改ざんを認定したが、「改ざんされたデータに基づく論文を学術雑誌に載せた行為は、誇大記述・広告にはあたらない」と判断した。

 白橋被告は、京都府立医大の研究チームが実施したディオバンの臨床研究にデータ解析担当として参加。同大医師らに改ざんした患者データを提供し、2011~12年、同チームに「ディオバンの効果が高い」などとする虚偽の内容の論文を作成させ、学術雑誌に掲載させたとして起訴された。

 公判で白橋被告と同社は改ざんを否定し、無罪を主張。判決は、被告が管理していたデータがディオバンに有利に改ざんされており、被告がチームの医師らに提供したデータにも不合理な変遷があったことなどから、被告がデータを意図的に改ざんしたと認定した。

 一方で、同法が誇大記述・広告として規制するのは、「客を誘引する手段として広く世間に知らせる行為」だと指摘。論文が雑誌に掲載されても、利用者が薬を購入する意欲は高まらないとして、白橋被告の行為は罪にならないと結論付けた。

(2017年3月17日 読売新聞)

ヨミドクター

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