炎症性腸疾患に2つの生物学的製剤が承認
クローン病にウステキヌマブ、潰瘍性大腸炎にはゴリムマブ
2017年03月30日 19:30
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ヤンセンファーマは3月30日、ヒト型IL-12/23p40モノクローナル抗体ウステキヌマブ(商品名ステラーラ点滴静注130mg)について、「中等症~重症の活動期クローン病の導入療法」を適応とする製造販売承認を取得した。また同疾病の維持療法の治療薬として、尋常性乾癬および関節症性乾癬に対して承認されている同薬の皮下注製剤(45mgシリンジ)に適応追加の承認を取得したと発表した。また同社は同日に、ヒト型抗ヒトTNF-αモノクローナル抗体ゴリムマブ(商品名シンポニー)について、「中等症から重症の潰瘍性大腸炎」の改善および維持療法に関する適応追加および剤形追加の承認を取得したことも発表した。