膵炎の全国疫学調査、学会が継承
厚労省研究班事業終了に伴い移管
2017年07月05日 07:05
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日本膵臓学会は今年(2017年)4月、膵炎調査研究委員会(委員長=近畿大学外科学肝胆膵部門主任教授・竹山宜典氏)を設置し、膵炎に関する全国調査の登録を開始した。全国調査は、これまで厚生労働科学研究班が行ってきたが、昨年で同研究班事業が終了したことを受け、同学会が引き継ぐ形で実施する。同研究班は自己免疫性膵炎(AIP)の全体像を明らかにするなどの研究業績を残しており、国際的にも高い評価を受けた。