除菌後の胃がんを見逃さない
学会主導の20年間前向き研究
2017年07月06日 06:10
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日本ヘリコバクター学会は、2013年に日本でHelicobacter pylori(H. pylori)除菌療法が保険適用となったことによる有効性を検証し、除菌による胃がん発生率の変化を全国規模で明らかにする前向き調査研究を開始する。H. pylori感染期間が長期であった場合、除菌後に胃がんが見つかることがあるため、長期の観察が必要だ。同研究は除菌成功例を研究登録後20年間観察する。同学会は7月3日に同研究計画書を公式サイトで公表した。