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「がん治療後でも子授かる可能性を」学会が指針...卵子・精子凍結など明記〔読売新聞〕

 2017年07月14日 14:59

 日本癌(がん)治療学会は13日、若くしてがんになっても、治療後に子どもを持つ可能性を残す方法を示した初の指針を発表した。

 抗がん剤などの影響で不妊になる恐れがあるためで、小児がんや消化器がんなど8種類のがんについて、卵子の凍結保存などの対応を具体的に盛り込んだ。

 40歳未満でがんと診断される人は、国内で年間約2万3000人とみられる。抗がん剤や放射線の治療の影響で将来、子どもを持てなくなる恐れがあるが、医師がそうした情報を患者に十分に伝えていない問題が指摘されていた。

 指針は、命に関わるがん治療が最優先と強調。その上で、8種類のがんについて、卵子や精子の凍結保存、生殖機能を残す手術などの対応をそれぞれまとめている。また、治療で不妊になる場合があると患者に伝えるとともに、子どもを持ちたい希望があればできるだけ早く生殖医療の専門家を紹介するとした。

 指針は7月下旬から書店などで販売し、医師らに活用を求める。責任者である青木大輔・慶応大学教授(産婦人科)は「指針が情報提供の重要性が広まるきっかけになってほしい」と述べた。

(2017年7月14日 読売新聞)

ヨミドクター

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