2050年に世界で1億1,500万人が失明
Global Vision Database(GVD)
2017年08月18日 06:00
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英・Anglia Ruskin UniversityのRupert RA. Bourne氏らは、Global Vision Database(GVD)に最新データを加え、世界における1990~2015年の失明および弱視の有病率に関するメタ解析を行った。さらに2020~50年の有病率を推算し、「現在の環境が継続すると仮定すると、2015年に約3,600万人であった失明者数は2050年には1億1,500万人、中等度/重度の弱視(MSVI)患者数は2億1,700万人から5億8,800万人へと増加するとみられ、新興国を中心に治療への介入を強化する必要がある」とLancet Glob Health(2017年8月2日オンライン版)で報告した(関連記事:「2050年までに世界人口の半数が近視に」)。