風疹の免疫ない男性はワクチン接種を
先天性風疹症候群は抑制可能
2017年09月12日 06:10
先天性風疹症候群(congenital rubella syndrome;CRS)は、風疹を予防することで発生を抑止できる数少ない先天異常である。横浜医療センター産婦人科の奥田美加氏は「日本では風疹のリスクがなくなっていない。特に30〜50歳代の男性は風疹に対する免疫がない人が多く、風疹流行国への渡航と相まって流行の要因となっているため、ワクチン接種の推進が必要である」と第57回日本先天異常学会(8月26〜28日)で述べた。〔読み解くためのキーワード:先天性風疹症候群(CRS)〕