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熱中症で高2死亡、部活元顧問に「重大な過失」...高裁が1審の賠償負担支持〔読売新聞〕

 2017年10月03日 13:47

 大分県竹田市の県立竹田高で2009年、剣道部2年の工藤剣太さん(当時17歳)が部活動中に倒れ熱中症で死亡した事故に伴い、工藤さんの両親が、県に命じられた賠償金など約2755万円を元顧問らに請求するよう県に求めた訴訟の控訴審判決が2日、福岡高裁であった。佐藤明裁判長は、県に対し、元顧問に賠償金100万円を請求するよう命じた1審・大分地裁判決を支持し、県側の控訴を棄却した。

 佐藤裁判長は「元顧問は、生徒の安全確保を図るべき立場にありながら生徒の状況を見守っておらず、重大な過失がある」と指摘した。

 控訴審判決によると、工藤さんは09年8月、打ち込み稽古中に「もう無理です」と訴え、竹刀を落としても気付かないまま構えるなど異常な行動を取った。だが、元顧問は倒れた工藤さんを蹴ったり、「演技じゃろうが」と言いながら10回程度、頬を平手打ちしたりした。

 佐藤裁判長は元顧問について「熱中症を疑うべきで、わずかな注意をすれば有害な結果を引き起こすことを予見できた」と判断。保険で充当された分を除く県の実質負担200万円の半分を請求するよう命じた1審を支持した。また、元副顧問の過失も認めたが、「顧問の意に反することは困難だった」として、1審同様に賠償責任を負わせることができる重過失までは認めなかった。

 この事故を巡っては、両親が起こした別の民事訴訟で、県に約2755万円の支払いを命じ、元顧問ら個人への賠償は認めない判決が確定していた。

 大分県教委は「判決内容を十分に検討して対応したい」とコメント。工藤さんの母・奈美さん(48)は「今後、学校での事故で苦しむ子供たちを出さないよう、負けてはいけないという思いで闘ってきた。剣太に合格点を出してもらえると思う」と語った。

(2017年10月3日 読売新聞)

ヨミドクター

  

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