最善の睡眠医療へ、世界会議が初開催
2017年10月11日 15:25
World Sleep 2017が開かれたプラハ・コングレス・センター
世界の睡眠医学研究の最高峰がプラハに集結ー。10月7〜11日の5日間にわたり、世界睡眠会議(World Sleep 2017)がチェコ共和国の首都プラハで開催された。同会議は、世界睡眠医学協会(World Association of Sleep Medicine;WASM)と世界睡眠学会連合(World Sleep Federation;WSF)による初めての合同会議。睡眠との関連が指摘されるさまざまな疾患や不眠による社会経済的損失などが世界的に問題視される中、日本を含む多くの国々から睡眠専門医や研究者らおよそ2,400人が一堂に会し、最善の睡眠医療の実現に向けて研究成果の発表や討議を行った。開催2日目には、街の中心にある歴史的な建物「市民会館」でオープニング・セレモニーも開かれ、参加者らは親睦を深めた。
Medical Tribuneでは、睡眠時無呼吸症候群(SAS)や睡眠中の異常行動などの他、日本人演者の演題をレポートする(10月16日から記事掲載の予定)。
オープニング・セレモニーが開催された、アール・ヌーヴォー様式による建築で知られる市民会館『Obecní dům(Municipal House)』
(World Sleep 2017取材班)