「高齢患者の適正処方」の手引きを公表
かかりつけ医向けに日医・日本老年医学会が共同作成
2017年11月01日 06:01
日本医師会(日医)は、日本老年医学会の協力を得て作成している「超高齢社会におけるかかりつけ医のための適正処方の手引き」(以下、同手引き)の第一弾として、「安全な薬物療法」を10月23日に両学会の公式サイトで公表した。治療中の高齢者では薬物アレルギーの他に、薬効の増強や血中濃度の過上昇による臓器障害を含む薬物有害事象を来しやすい。同手引きは薬物有害事象を防ぐための処方の考え方を中心に作成された。