全国共通の遺伝子解析・診断システムを構築
2017年11月20日 11:38
現在、日本医療研究開発機構(AMED)研究事業において、「産学連携全国がんゲノムスクリーニング事業SCRUM-Japan で組織した遺伝子スクリーニング基盤を利用した、多施設多職種専門家から構成されたExpert Panel による全国共通遺伝子解析・診断システムの構築および研修プログラムの開発」が進められている。同事業の研究開発代表者を務める国立がん研究センター東病院消化管内科長の吉野孝之氏は、同事業における取り組みや進捗状況などを第76回日本癌学会(9月28~30日)で報告。わが国におけるがん個別化医療の実装に向けて、全国共通遺伝子解析・診断プログラムおよびシステムの構築や教育資材・プログラムの作成など、さまざまなプロジェクトを来年(2018年)度中に完了する予定であるとした。