安全な避難所生活の確保に向け提言
避難所・避難生活学会
2017年12月08日 06:10
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わが国では数多くの自然災害を経験し、被災後の静脈血栓塞栓症(VTE、エコノミークラス症候群)対策が啓発されてきたにもかかわらず、昨年(2016年)に発生した熊本地震では車中泊による死亡者が発生した。そこで、避難所・避難生活学会(代表理事=新潟大学呼吸循環外科講師・榛沢和彦氏)は12月1日東京都で開催した第3回同学会(大会長=榛沢氏)で被災者に質、量、迅速さが担保された安全な避難所環境が提供されるよう国・自治体に対する提言を発表した。