英・高齢化により心不全患者数が増加
2002~14年・400万人の診療録データベースを解析
2017年12月19日 06:20
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英・George Institute for Global HealthのNathalie Conrad氏らは、英国人400万人の診療録データベースを解析した結果、2002年から14年にかけて心不全の年齢・性調整罹患率が7%減少したが、主に高齢人口の増加により新規患者数は12%増加したとの推定結果をLancet(2017年11月21日オンライン版)で報告した。罹患率、診断時年齢や併存症の数には社会経済的格差があることも判明し、経済的貧困者を中心に心不全予防対策に取り組む必要性を指摘している。