ケタミンに自殺念慮の抑制作用
ミダゾラムとのランダム化比較試験
2017年12月19日 06:15
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大うつ病の自殺念慮に対して全身麻酔薬であるケタミンが短時間で効果を発揮することがランダム化比較試験(RCT)により分かった。近年使用されている抗うつ薬には自殺念慮に対する効果も確認されているが、効果が表れるまでには数週間かかる。自殺のハイリスク患者には短時間で効く薬剤の登場が望まれており、その意味で今回の試験結果は注目される。米・Columbia University Medical CenterのMichael F. Grunebaum氏らがAm J Psychiatry(2017年12月5日オンライン版)に報告した。