禁煙で大腸がんの予後は変わるか
欧米における前向きコホート研究の大規模メタ解析
2017年12月20日 06:15
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喫煙が大腸がんの発症や死亡に関与することは、さまざまな研究で示されている。一方、喫煙を続けた場合と禁煙した場合で、大腸がん患者の予後がどのように異なるのかについては、エビデンスが限られている。ドイツ・German Cancer Research CenterのJ. M. Ordóñez-Me氏らは、国際共同疫学研究であるConsortium on Health and Ageing: Network of Cohorts in Europe and the United States(CHANCES)に参加する、14件のコホート研究における大腸がん患者1万2,414例の喫煙行動に関するデータのメタ解析を実施。その結果をAnn Oncol(2017年12月13日オンライン版)で報告した。