多発神経障害の一般臨床での早期診断を
簡便に定量できる診断機器が臨床導入
2018年01月15日 06:00
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足趾末梢に生じる多発神経障害(DPN)は、糖尿病患者に早期から高頻度に見られる合併症だが、一般臨床の場で的確に診断することは難しいとされてきた。弘前大学大学院分子病態病理学講座教授の水上浩哉氏は、DPNを簡便に定量できる診断機器が近年開発され、臨床導入されていることを紹介。これらを利用することで、DPNを早期診断することが可能になっていると、第32回日本糖尿病合併症学会(2017年10月27~29日)で述べた。