血清Mg高値で透析患者の骨折リスク低下
血液透析患者11万例で大腿骨近位部骨折リスクを検討
2018年01月23日 06:10
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日本透析医学会統計調査委員会委員で大阪大学大学院腎疾患統合医療学の坂口悠介氏らは、同学会のデータベースに登録された血液透析患者11万例超を対象に血清マグネシウム(Mg)濃度と大腿骨近位部骨折リスクの関係を検討した。その結果、血清Mg濃度が高い患者は大腿骨近位部骨折リスクが低く、血清Mg濃度の上昇に比例してリスクが低下したとJ Am Soc Nephrol(2017年11月30日オンライン版)で発表した。