専門医機構、医師数の比較報道に異議
登録者数と三師調査結果の違いを説明
2018年01月25日 11:45
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1月15日に専攻医の2次登録の募集が終了し、新専門医制度下における各診療科の登録者数がおおむね明らかになった。日本専門医機構は1月19日、東京都内で記者会見を行い、副理事長の山下英俊氏が現在の登録状況について説明した。また、同機構で算出している登録者数は、研修プログラムの基幹病院が所在する都道府県に基づいている点を強調。一部報道で今回の登録者数と、厚生労働省が実施している三師(医師、歯科医師、薬剤師)調査の結果を比較していることについて、同副理事長の松原謙二氏が「両者は精度や算出方法が異なるため、その数値で新旧の同制度における医師数を比較するのは不適切である」と述べた。(関連記事:「新専門医、大都市圏で定員調整完了」)