かぜをひきやすい人は食事が不規則かつ偏食
地域住民約4万人を対象に横断研究
2018年02月05日 06:00
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かぜの予防には、一般的に手洗いおよびうがいの励行、十分な休養、バランスの取れた食事などが有効とされているが、大規模疫学研究では日常生活習慣とかぜ予防の関連性は明確にされていない。神奈川県立保健福祉大学大学院保健福祉学研究科の柴田みち氏と同科教授の中島啓氏らは、地域住民約4万人を対象とした横断疫学研究を行い、かぜ罹患と日常生活習慣との関連について調べた。その結果、かぜの罹患と日常生活習慣、中でも食事摂取習慣との関連性が明らかになったと第52回日本成人病(生活習慣病)学会(1月13~14日)で報告した。