ジャズとクラシックで脳の活動に違い
ピアニストで比較
2018年02月13日 06:05
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音楽家の脳は一般人とは異なる。音楽をつくる(奏でる)には、特に発達した脳構造による多彩な能力の複雑な相互作用が必要とされる。ドイツ・Max Planck Institute for Human Cognitive and Brain Sciences(MPI CBS)のDaniela Sammler氏らは、脳波検査(EEG)を用いてジャズピアニストとクラシックピアニストの脳活動を比較した結果をNeuroimage(2017; 169: 383-394)に発表。「音楽家の能力は、想定されていたよりも緻密に組み込まれ、音楽のスタイルによって異なることが分かった」と述べている。