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脂質値の再検・精検基準に吹田スコアを活用

脳心血管病予防リスク管理チャートの判定値で健診データを検証

2018年02月22日 06:15

 日本総合健診医学会が全国約260の健診施設を対象に行った調査から、脂質に関する再検査・精密検査(受診勧奨)率が施設により5%未満から65%以上と非常に広範囲に分布することが判明した。これは、施設ごとに再検・精検の基準が異なることに負うところが大きいと考えられ、その統一化が必要と考えられる。帝京大学内科学講座教授の塚本和久氏は、聖路加国際病院予防医療センター健診受診者を対象に「脳心血管病予防に関する包括的リスク管理チャート(以下、リスク管理チャート)」のStep1cおよびStep2に記載されている脂質判定値を用いた場合の該当者率に関する解析報告を検討。厚生労働省健康局による「2018年度版 標準的な健診・保健指導プログラム(案)(以下、「厚労省案」)」、および日本動脈硬化学会が2017年に改訂した「動脈硬化性疾患予防ガイドライン2017年版」で提示された「吹田スコア」および「脂質管理基準値」を鑑みながら、再検・精検基準の設定について第46回日本総合健診医学会(1月26~27日)で提起した(関連記事「動脈硬化予防GL5年ぶりに改訂」)。

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