大規模テロなどに備えICUの体制強化へ
2018年03月05日 06:20
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2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックに向けて、医療現場においてはテロや火災などの大規模災害を想定した備えが必要とされる。日本集中治療医学会は他学会と連携して「2020年東京オリンピック・パラリンピックに係る救急・災害医療体制を検討する学術連合体(コンソーシアム)」を結成。同学会危機管理委員会では現在、災害発生時における集中治療室(ICU)の対応・態勢の向上に向け、開催地のICUの現状調査や災害時の対応に関するテキストの作成などを行っている。第45回同学会(2月21~23日)では、同委員会の水野浩利氏(札幌医科大学高度救命救急センター)と櫻井淳氏(日本大学救急集中治療医学分野診療教授)が取り組みを報告した。