Siponimodが二次性進行型多発性硬化症に有効
国際共同第Ⅲ相試験EXPAND
2018年03月29日 06:15
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スイス・University of BaselのLudwig Kappos氏らは、二次性進行型多発性硬化症(SPMS)患者を対象とした第Ⅲ相国際共同二重盲検ランダム化比較試験EXPAND※の結果、選択的スフィンゴシン-1-リン酸(S1P)受容体調節薬siponimodがプラセボに比べて身体的障害の進行リスクを有意に抑制したと、Lancet(2018年3月22日オンライン版)で発表した。同薬の安全性データは、同クラス薬と類似しているという(関連記事「多発性硬化症の障害度などをマーカーで判定」)。