日本の伝統芸術が患部に貼る粘着製品に
MITが「切り紙」に着目
2018年04月02日 06:00
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肘や膝など動きの激しい患部に貼る粘着フィルムは剥がれやすい。米・マサチューセッツ工科大学(MIT)のRuike Zhao氏らは、日本をはじめとするアジアの伝統芸術であり、折り畳んだ紙を切り抜いて模様や立体をつくる「切り紙」からヒントを得た粘着フィルムを作製。シートに細かな切れ込みを入れることで、肘や膝を100回曲げても剝がれないほど粘着力を高めることができたと、Soft Matter(2018; 14: 2515-2525)に報告した。