光線力学療法が緑膿菌感染皮膚潰瘍に効果
耐性菌フリーの新たな治療法を開発
2018年04月11日 06:00
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大阪市立大学大学院皮膚病態学教授の鶴田大輔氏らの研究グループは、医薬品メーカーのSBIファーマと共同で、マウスを用いて緑膿菌感染皮膚潰瘍に対する天然のアミノ酸である5-アミノレブリン酸(5-ALA)の局所投与およびLED光による光線力学療法(PDT)の有効性を検討した。その結果、緑膿菌が殺菌され、細菌に感染していない場合と同等の潰瘍の治癒促進効果が得られたと、J Dermatol Sci(2018年3月5日オンライン版)に発表した。