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"イピニボ"が高TMBの未治療肺がんで奏効

CheckMate 227試験、オプジーボの巻き返しなるか?

2018年04月20日 13:09

6名の医師が参考になったと回答 

 2016年10月、いずれも免疫チェックポイント阻害薬で抗PD-1抗体であるペムブロリズマブ(商品名キイトルーダ)とニボルマブ(同オプジーボ)の未治療の非小細胞肺がん(NSCLC)に対する単剤投与の有効性について検証した2件の大規模臨床試験の結果が報告された。その結果、PD-L1強発現例に対するペムブロリズマブ単剤投与の有効性が示されたのに対し、ニボルマブ単剤投与の有効性は示されなかった(関連記事:「抗PD-1抗体、肺がん一次治療で奏効」)。今回新たな知見として、がん治療における重要なバイオマーカーとされるTumor Mutation Burden(TMB)が高レベルな未治療NSCLC患者に対象を絞り、かつ抗CTLA-4抗体のイピリムマブとニボルマブを併用投与(いわゆる"イピニボ")した検討において、化学療法群に比べて無増悪生存期間(PFS)が有意に延長したことが示された。米・Memorial Sloan Kettering Cancer CenterのMatthew D. Hellmann氏らが、オープンラベルの第Ⅲ相ランダム化比較試験CheckMate 227の結果として、第109回米国がん研究協会(AACR 2018、4月14~18日、シカゴ)で発表、N Engl J Med2018年4月16日オンライン版)にも同時掲載された(国立がん研究センター中央病院先端医療科の北野滋久氏による解説はこちら、関連記事:「キイトルーダ、肺がんの一次治療で新展開」「【キーワード】Tumor Mutation Burden(TMB)」)。

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