佐賀大方式「インセンティブ手当」とは?
2018年04月24日 17:45
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わが国における外科医師の不足は深刻である。負担の大きい業務に見合う報酬が支払われないことが、医師が外科離れする一因だ。こうした中、佐賀大学病院では2011年から外科の手術手技をはじめとする収益性の高い行為に対して「インセンティブ手当」を導入。年間総額1億~3億5,000万円の支出増となるにもかかわらず、病院収益は増大した。導入の経緯や方法について、同大学一般・消化器外科教授の能城浩和氏が第118回日本外科学会(4月5~7日)で報告した。