高尿酸血症の診療で直面する3つの問題
大野岩男氏が解説
2018年05月11日 06:00
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高尿酸血症は痛風関節炎の原因となるだけでなく、高血圧、腎臓病、心血管疾患などとの関連性も示されており、診療上の重要性が高まっている。このような中、日本痛風・核酸代謝学会の「高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン(第2版)」(以下、現行ガイドライン)の改訂が現在進められている。ここでは、高尿酸血症の診療で直面する3つの問題(①病型分類は必要か②無症候性高尿酸血症に積極的に介入すべきか③尿酸はどこまで下げてよいのか)について、東京慈恵会医科大学総合診療内科教授の大野岩男氏に解説してもらった。