2020年までに髄膜炎菌の予防策を
2018年06月09日 06:00
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初期症状がかぜに似ているものの、発症後24時間以内に重症化し、死に至ることもある髄膜炎菌感染症。かずえキッズクリニック(東京都)院長で東京都医師会理事の川上一恵氏とオーストラリア・MEDICAL HQ Family ClinicのRodney Pearce氏は、東京都で開催されたサノフィ主催のメディアラウンドテーブルで講演。国際化の進展に伴い、髄膜炎菌が国外から持ち込まれ、感染拡大のリスクが高まっていることから、川上氏は「2020年開催の東京オリンピックに備えて疾患啓発を進め、高リスク環境下にいる人は髄膜炎菌ワクチンを接種すべきだ」と訴えた。