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キイトルーダ単剤、TPS 1~49%での効果は?

進行非小細胞肺がんの一次治療:KEYNOTE-042の中間解析

2018年06月12日 06:00

4名の医師が参考になったと回答 

 米国臨床腫瘍学会(ASCO 2018)が6月1~5日に米国・シカゴで開催された。同学会の目玉演題に位置付けられるプレナリーセッション4演題の1つとして、腫瘍細胞のPD-L1の発現(Tumor Proportion Score;TPS)が1%以上の進行非小細胞肺がん(NSCLC)に対する初回治療として、抗PD-1抗体ペムブロリズマブ(商品名キイトルーダ)単剤療法の有効性を検証したオープンラベルの第Ⅲ相臨床試験(KEYNOTE-042)の中間解析に関する演題が採択された。登壇した⽶・University of Miami Health System Sylvester Comprehensive Cancer CenterのGilberto Lopes⽒は、ペムブロリズマブ単剤療法群において化学療法に対する全生存期間(OS)の有意な延長が認められた一方で、TPSが1~49%の患者に解析対象を絞った探索的解析では両群のOSでの有意差は認められず、無増悪生存期間(PFS)の評価でも両群に差は認められなかったことなどを報告した(近日中に国立がん研究センター中央病院先端医療科の北野滋久氏の解説を掲載予定、関連記事:「【解説】抗PD-1抗体+化学療法の意義」「【解説】未治療肺がんへの免疫療法併用の意義」)。

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