金井飛行士が地球帰還後のリハビリを公開
国内での実施は2例目、データを日本の医療に活用
2018年06月21日 06:05
4名の医師が参考になったと回答
国際宇宙ステーション(ISS)でさまざまな医学実験などに取り組み、168日間の宇宙滞在を終えて今年(2018年)6月3日に帰還した宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙飛行士の金井宣茂氏が6月15日、筑波宇宙センター(茨城県つくば市)でリハビリテーション(リハビリ)の模様を公開し、記者会見を行った。宇宙滞在を終えた日本の飛行士が自国内でリハビリを実施するのは、2016年に帰還した大西卓哉飛行士のケースに続き2例目。金井氏のリハビリを通じて得られる医学的知見やデータは、宇宙飛行士の機能回復だけでなく、日本の医療に活用されることも期待されている。