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多職種による認知症患者と家族の支援研究を推進

英・イースト・アングリア大学と大阪大学大学院

2018年06月25日 06:15

 世界保健機関(WHO)によると、世界の認知症患者は約4,700万人、新たに発症する患者は毎年990万人と推定されている。英国では約85万人が罹患し、認知症関連の医療や介護に要するコストは263億ポンド(約3兆9,300億円)と推計され、そのうち44%は家族などの無償の介護によって賄われているという。厚生労働省は2025年に65歳以上の認知症患者が約700万人に達すると発表しており、高齢化が急速に進む日本では、老老介護などの問題が深刻化している。認知症患者とその家族介護者に対するケアは、どのように行われるべきか。この問題が世界的な課題になっている中、英・イースト・アングリア大学医学・健康科学部健康科学科と大阪大学大学院医学系研究科は共同研究を推進していくことになった。6月5日に大阪大学で行われた「認知症患者と家族介護者に対する心理社会的ケア-コメディカルスタッフの役割-に関する共同研究記者説明会」では、両校の研究者が英国での研究成果や今後の展望を報告した。

◎登壇者

池田学 大阪大学大学院精神医学教授

堀田牧 大阪大学大学院特認研究員。作業療法士

エニーダ・身吉 イースト・アングリア大学健康科学部健康科学科教授。作業療法士

木下奈緒子 イースト・アングリア大学健康科学部健康科学科専任講師。臨床心理士

069-1.jpg左から堀田氏、木下氏、身吉氏、池田氏

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